まずはweb開発の分野におけるトレンドや動向を探ろう

web開発の分野では、まずインフラ環境とセキュリティ環境におけるSEの重要性が増している状況だ。webサイトの開発・構築だけでなく、作成したwebシステムやアプリケーションが安全・安定に可能する環境を整える必要があるわけだ。IT化が進むに連れてセキュリティ方面の脅威・リスクがましているだけでなく、さまざまな業種がITによる業務の効率化やマーケティングの展開などを行うようになり、そうした環境を運営するための技術職が求められるようになっている。

そして、プロジェクトの大規模化・多様化が進んでいるのも見逃せない。規模の大きなプロジェクトとなると、それを統括するマネジメント職の役割が重要になるし、専門職も他のスタッフと共同して作業を進めていくことが求められる。これまで以上にコミュニケーション力が求められるといってもよいかもしれない。

web開発の言語に関しては、Javaスクリプトが基本となる点は現在も変わっていない。しかし、一方でトレンドになりつつある言語もある。とくに採用される企業が増えているのがRubyだ。プログラミングの快適性を重視した言語で、すでにtwitterをはじめとした有名企業のバックエンド開発で採用されているなど見逃せない存在となっている。もはやJavaやPythonと並ぶ定番の言語といってもよいかもしれない。

さらに、家電やwebアプリで採用される機会が増えているのがC++だ。プログラミング言語としての歴史はかなり古いのだが、もともとシステムプログラミング用の言語だったものが近年ではより広い範囲で使用されるようになっている。デバックが簡単にできるなどのメリットが評価されてのもので、こちらも今後さらにトレンドとなる可能性を秘めている。