web開発の現場で有利に働く資格

web開発の現場では、AWSをはじめとするクラウドサービスを利用することが増えてきている。ただ、まだクラウドを使いこなせているwebエンジニアの数は少ない。そこで、AWSをはじめとするクラウド関連の資格を取得しておけば、webエンジニアとして活躍できる幅が広がるだろう。

クラウド関連の資格は、ベンダー資格で受験料が高額なうえに、難易度もかなり高い傾向がある。そのため、webエンジニアとしてキャリア形成していくことを考えた場合に、オーバースペックになるかもしれない。しかし、クラウドを専門としているwebエンジニアの数は少ない傾向にあるため、特に規模が小さい企業でキャリア形成しておきたいときに有用と言える。

もう1つ、web開発の中でもPHPを専門としているwebエンジニアにおすすめの資格が、PHP技術者認定試験の準上級と上級だ。初級は難易度がそれほど高くないため、キャリアアップに役立つことはそれほど期待できない。それに対して、準上級と上級はPHPエンジニアとして3年程度の実務経験を持つ人が対象となっており、試験内容も実務を想定したプログラミングテクニックを問うものが多くなっている。合格率も10%以下の難関資格なので、キャリアアップはもちろん、PHPの知識をより深めるきっかけとしても良いだろう。

社員としてキャリアアップを図るだけでなく、webエンジニアのフリーランスとして働きたい場合にも、資格取得を考えておくべきだ。自分のPHPスキルを示す指標となることから、アピールしやすくなる。